スキンカウンセラー真由美の肌活講座~その2‐②~

shinjyukunishi

2016年05月20日 16:42

早速、昨日のブログを見てくださった方々から色んな反応がありました!!
「日焼け止めを塗っても焼けてしまっていた理由がわかった!」
とか、
「日焼け止めが効かないのは肌の体質だと思っていました・・・」
などなど・・・
知識より商品が先行する世の中で、やはり健康な肌を守るためにも、きちんと根拠のある情報をどんどんお伝えしていかなければと、スキンケアカウンセラー魂に火がボーボーです!!

それでは昨日に引き続き・・・
『真の日焼け止めの選び方』


2つ目は・・・
『紫外線散乱剤のものを選ぶべし!』

日焼け止めには紫外線による肌へのダメージを防ぐための成分が配合されています。
それが紫外線吸収剤紫外線散乱剤の2種類です。

では、この2つ何が違うのでしょう??


まず紫外線吸収剤は・・・

皮膚に塗布した吸収剤が紫外線を吸収した後、熱を発して蒸発することによって紫外線を予防します
しかしこの時、お肌の水分も一緒に蒸発してしまうため乾燥しやすくなってしまいます。
そして、蒸発してしまったところは吸収剤は無くなってしまうので日焼け止めとしての機能は果たせなくなってしまいます。
そのため、何度も塗り直しをしなければならないので肌への負担になってしまいます。

また、紫外線吸収剤を使用している商品はほぼオイル系のものがベースになっているので要注意です!!
紫外線吸収剤が蒸発した部分にはオイルだけが残り、昨日お話しした現象が起きてしまいます!
スキンカウンセラー真由美の肌活講座~その2‐①~

しかし、メリットもあります!

オイル系の物がベースのため塗り心地がなめらかで、汗・水に強いということです。夏の海や水遊びなどはこちらがオススメ!

た・だ・し・・・

使用した後には、必ず正しいクレンジングと洗顔方法で毛穴の中まで入ってしまったオイル成分をキレイに落として、きちんとスキンケアを行うことが必須です!!



そして、紫外線散乱剤は・・・

パウダー状に肌表面に塗布した散乱剤が鏡のような役割をして紫外線を反射・散乱して紫外線を防止します。
また、化学変化を伴わないため低刺激です。クレンジングや洗顔で落としやすいので肌への負担も少なく済みます。
しかし、紫外線散乱剤は汗・水に弱いのでこれまた、塗り直しは必要です。




紫外線吸収剤でも紫外線散乱剤でも、きちんと紫外線対策するためには2~3時間おきに塗り直すことが理想です!

ということは・・・

同じように塗り直しが必要なら・・・

断然、低刺激で肌への負担が少ない紫外線散乱剤使用の物を選びましょう!!


そして・・・
日焼け止めを探すとき・・・
商品の表示成分のココをチェック↓↓

紫外線吸収剤メトキシケイ皮酸,オキシベンゾン
紫外線散乱剤酸化チタン,酸化亜鉛

と、書かれているので探すときの参考にしてくださいね



明日は・・・
『SPFとPAとは?』についてです



スキンカウンセラー:小澤 真由美


西尾張部店 ☎026(241)6010
【定休日】 月曜日・第3火曜日

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